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ブラックバス放流は反社会的行為なのだろうか


ブラックバス放流を行う釣り業界関係者


1925年 赤星鉄馬氏により、アメリカ、カリフォルニア州からブラックバスが神奈川県・箱根芦ノ湖に移植される。 (ノーザンラージマウスバスとスモールマウスバスの両種が移植されたと一説ではいわれている)


1960年 この頃、 神奈川県相模湖 (津久井湖を含む) にバス移植される。 昭和38年頃からバスが釣れ始める。


1968年 鹿児島県中原池 (通称「さつま湖」)に鹿児島大学水産学部によってバス移植される。この他、 長崎県の白雲の池にも過去に移植された記録はあるがバス釣り場として成立しなかった。


1971年 千葉県東金市雄蛇ヶ池にバス移植される。 主に津久井湖のバスがここに移された。 ほぼ同時に静岡県一碧湖からバスの餌としてブルーギルも移植された。 群馬県 大塩貯水池にバス移植され、この後、 同貯水池のワカサギとの問題がおこった。


1972年 釣具輸入業社のツネミ 新東亜グループによって、 アメリカ・ペンシルベニア州からバス稚魚が神奈川県芦ノ湖に移植された。 移植されたバスは、ノーザンラージマウスバス。 (昭和47年6月~7月)この時、一部のバスが非公式に千葉、 関西方面に運ばれ、 兵庫県 東条湖、四国愛媛県石手川ダムに移植され、 関西のバスポンドへのバス供給源となった。 琵琶湖へ移植されたのもこの頃。


1973年 千葉県では金山ダムをはじめ、 茂原周辺の溜め池にバスが雄蛇ヶ池から移植される。 千葉県下ではこの後、各地でバスが釣れ始める。 群馬、 埼玉県境の下久保ダム (神流湖) バス釣れ始める。  山梨県 富士五湖の河口湖に移植されたのもこの頃、 2年後にはすでに釣り場として紹介される。宮崎県御池に移植されたのもこの頃。 静岡県一碧湖にもバスの生息が確認される。 ツネミ 新東亜グループにより、 四国愛媛県石手川ダムと面河ダムにバスが移植される。


1975年 兵庫県 生野銀山湖にバスが移植されたのがこの頃。 奈良県・七色ダム、 池原ダムでも昭和51年頃から型は小さいながらも釣れ始めている。よって移植されたのは、この年か、前年の昭和49年頃と思われる。両湖で爆発的に釣れたのは昭和52年頃から


1976年 栃木県の渡良瀬遊水池でも同県で初めてバスの生息が確認された。 関東地方、兵庫、大阪を中心とした関西地方の各地にバスが急速に広がり始める。


1977年 千葉県 印旛沼に移植されたのは、この頃。ただ移植後よく釣れだしたのがここ昭和60年前後からであり、 他の湖沼に比べてバスポンドとしての成立は遅い。

 

1978年 茨城県 霞ヶ浦にバスの生息が確認される。(古渡入と呼ばれる小野川下流域) 移植されたのは1975年(昭和50年) だと推定される。


1980年 この年あたりになると、 今までバスのいなかった東北地方 (福島県) あたりにも移植され始める。


1983年 北海道、青森、岩手各県をのぞく日本全土でバスが見られるようになった。


1988年 JLAA関西支部により池原ダムにフロリダバスの稚魚1万尾が、 アメリリカより移植される。 (4月17日)