スピードスティックは、 ダイコー(大丸興業)がOEM製造しており、日本でも米国仕様がそのまま販売されていました。
グラスロッドからカーボンロッドに移行していく時代の中、スピードスティックもグラス素材から”SGグラファイト”へのモデルチェンジが図られました。
SGは、Speed Graphiteの略ではないかと思われますが明らかにされていません。
商品企画的には、いわゆる価格破壊だったのではないでしょうか。グラファイトロッドだから高くても仕方ない~という市場の常識を打ち破るべく投入された革命的ロッド。
安価を第一の訴求ポイントにしながらも、グラファイトの特性を生かした優れたロッドデザインであると広告には謳われています。
日本の工業力が急速に進歩し、日本製の自動車や家電製品が大量にアメリカに流れ込みつつあった時代を感じさせます。