HEDDONルアーなど USA釣具に関する情報

ヘドン カラーコード HEDDON COLOR CODES 雑誌広告 など

2023-01-01から1年間の記事一覧

ABU 昔の写真

スライダーワーム チャーリーブリュワー

”ライトリグを発明”した男、 チャーリーブリュワー Charlie Brewer CRAZY HEAD COMPANY 単に小さいワームを使うのではない。 ワームを水中に漂わせるための釣り方。 彼のスライダーフィッシングコンセプトは それまでになかったものでした。 当時のローテク…

ヘドン スピンパル SPINPAL

第二次大戦後、アメリカではスピニングリールの台頭によって ルアーの小型化が急速に進んだ。 (参考記事) ヨーロッパからミッチェルやABUカージナルが輸入され、 ヘドンもスピニングリール、ロッドを発売していきます。 当時の広告を見ると、4機種ラインナ…

オールドヘドンとは何か

ジェームズヘドンズ サンズ JAMES HEDDON'S SONS 左から、ジェームズ、ジョン(次男)、チャールズ(長男) ジェームズはヘドン社創設後10年ほどで亡くなり、長男のチャールズが跡を継ぎます。 チャールズ時代が30年ほどあって、その後は次男のジョンが継ぎ…

ダイイングフラッター Y

DYING FLUTTER '70s HEDDON コードYだけど、全身黄色のイエローではなく、 イエローコーチドッグ/クロームです ダイイングフラッターの特別カラー プラドコになってメッキの品質が良くなりました ツルツルのピカピカです。 90s PRADCO

ダイイングフラッター B

DYING FLUTTER '70s HEDDON コードBだけど、全身真っ黒のブラックではなく、 コーチドッグ/クロームです ダイイングフラッターだけの特別カラー。 メッキが劣化して光沢を失っている・・・ プラドコのメッキはピカピカです。 '90s PRADCO 全身真っ黒 B

ルーチルドレ 日本釣具を発展させたアメリカ人

Lew Childre (Lew's公式サイトより) 1970年代、ルーチルドレは日本の釣具メーカーとのコラボで、ヒット商品を次々と生み出した。当時アメリカでは一般的に、日本製品に対して「安かろう悪かろうの粗悪品」というイメージがあり、経済成長とともに実力を付…

シマノ バンタム100 メイドインJapan

バンタム100は、1978年に登場した。 (左:USA、右:日本) 日本版にはこのように書かれている 「絶賛の声、再びアメリカより」BMシリーズで定評の小型両軸リールに新しい仲間が。一足先にアメリカで発売。再び絶賛の熱い拍手を巻き起こした超精密メカ、バン…

マーキュリー船外機 mark 25E

獲物を探してうろつく虎のように、静かに quiet ... as a tiger on the prowl ! バスボート用エンジンの広告 新しい技術で騒音を抑えて、魚に警戒されずに接近できる それが、音も無く獲物に襲い掛かる虎のようだと言ってます。 " on the prowl " ヘドンタイ…

タイガー TG

TIGER '70s HEDDON ( No.1030 TIGER ) '90s PRADCO ( No.1010 TIGER ) タイガーといえばやはりこのオレンジタイガー 動物の虎は黄色なんですが、これはルアーだから オレンジでいいんです。いやむしろヘドンの虎は オレンジでなければしっくりきません。 プ…

ヘドン タイニーシリーズ

タイニー誕生 1952年発売 タイニーラッキー13 タイニーラント タイニートーピード 1953年発売 タイニータッド なぜこのタイミングで、しかも何種類も同時に タイニールアーを発売したのか? ヘドンの意図は何だったのでしょうか? その答えは、当時の時代背…

ヘドン ハイテール ウルトラソニック

ワンツーフィニッシュ? 大きな数字の1と2の陰に隠れるように 小さなルアーが・・・。 雑誌をなにげなくパラパラめくっていて この広告が目に飛び込んできたら、誰でも 「何だろう?」と興味を引かれる 本当によくできた広告ですね。 本文をすべて読んでも…

ヘドン ドワジャック キャスティングベイト

最初のヘドンルアー ヘドン社創設の1902年に雑誌に載った広告 日本は明治時代・・・ これ以前のルアーといえばスプーンやスピナーで、 プラグという概念は存在しませんでした。 ウッド製のプラグをロッドワークで操って ブラックバスに食いつかせるという遊…

スナッグプルーフ おかしなルアーTOP3

第1位 BAIT HOLDER 餃子?エンドウ豆? 絵だけ見るとなんだかさっぱりわかりませんが 中に餌を入れて使うルアーなんです スリットが切ってあって、中に入れた餌が じわじわ流れ出すという仕掛け。 これをルアーと言っていいのか?? チーズ、サーモンエッグ…

スナッグプルーフ フロッグ 発展と進化

1970年代に入ると、ポッパー、ワームが登場 繰り返しモデルチェンジが行われた 1970年代末のモデル 日本でもおなじみのルアーが並ぶ さて、ここでスナッグプルーフの発展に欠かせない 重要人物を紹介させていただくことにしよう その名はAlfred Williams。彼…

スナッグプルーフ フロッグ 誕生

「ダブルフック+中空ボディ」という偉大な発明 スナッグプルーフ創業者のハリーエアラーズは、雨具メーカーTotesの工場で働いていたが、ある時ゴム長靴を製造するディップ成形という技術がルアーの製造に使える事に気付いたのだった。 熱心なバスフィッシャ…

Bill Plummer 100万匹のフロッグ

本稿は、スポーツイラストレイテッドの記事を紹介するものです。 (1978年、DAN LEVIN氏) 記事のタイトルは ONE MILLION FROGS LATER 100万匹のカエルニューイングランドのビル・プラマーほどビッグバスを釣る人はいない。ある日、彼はおもちゃのカエルに針…

Bill Plummer フロッグで革命を起こした男

本稿は、バスマスターマガジンの記事を紹介するものです。 (2010年、Ken Duke氏) 記事のタイトルは How Bill Plummer 'leap frogged' his way to being a millionaire and revolutionized fishing. ビルプラマー氏はどのように億万長者へと「跳躍」し、釣…

ハリソン ウォーターデーモン

この奇妙な小さなルアーは、 「ミノーの鱗」「タドポールのソフトなヘッド」 「プルプル振動するワームのテール」を装備している スーパーフロッグでサーフェスを制したビルプラマー氏は 次にアンダーウォーターの世界に足を踏み入れた。 最初はウィードレス…

トーピード NF

ズ・ズ・ズ・ズ・ズ トーピード 1980年トーピードにナチュラルカラー7色が追加 NF、NGL、NSN、PUM、SDN、SUC この広告ではトーピードを、 トップウォータークランクベイトと呼んでいます!? 速巻きで小魚の群れが逃げ惑うサウンドが出せる ポーズ、トゥィッ…

チャッガースプーク NSO

このサウンドはバスにとって、ディナーミュージックだ 1980年チャッガースプークにナチュラルカラー8色が追加 ソルトウォーター NSO、NST、NSE フレッシュウォーター LC、NGL、PUM、SDN、SUC この広告にはNSOが掲載されています NSO - Natural Snook スヌー…

ヘドン ナチュラルカラー

ヘドンはルアー界のNo.1 ナチュラルに このキャッチコピーはダブルミーニングですねnaturally が「当然」と「ナチュラル(カラー)」の二つの意味を持っています。 初期のヘドンのナチュラルカラーというと、チャーリーキャンベルのオリジナルザラスプークを…

ダイイングフラッター BRS

DYING FLUTTER '90s PRADCO プラドコ製になって色味が変わった 水に浮かべるとなかなかいい感じだ GRもプラドコになって変わった クローダッド系は複雑なパターンだから再現が難しかったか? でも非常に丁寧に塗られている BRSとGRは、'90ヘドンを代表するカ…

ambassadeur 821

最初に言わなければならない事は、1021と821はまったく別のリールということだ。 従来のアンバサダーは(当たり前の常識として)5500Cと6500Cの違いは幅方向のサイズだけであり、モデル名の数字がラインキャパシティの違いを表していたわけだが、1021と821は…

ambassadeur 1021

1952年、ABUはAmbassadeur 5000でリールデザインに革命を起こした。1980年代半ば、ABUはこの偉業を再び成し遂げるべく、大規模な研究プログラムを開始した。目標は、次世代リールのデザインを決定することだった。 日本メーカーに対抗するために、革新的なデ…

The new generation Ambassdeur(後編)

>1980年代後半、アンバサダーは大胆な新デザインを採用 >これらはニュージェネレーションと呼称された (前編はこちら) ニュージェネレーションのプロジェクトには2つのデザイングループが参画したと言われています。 ヘンリードレイファス(アメリカ) …

The new generation Ambassdeur(前編)

1980年代後半、アンバサダーは大胆な新デザインを採用 これらはニュージェネレーションと呼称された 4ライン構成 1000、800、500、300 数字をモデル名に用いて、 アンバサダーの伝統に回帰したかのようであった。 ここで、少し過去を振り返ってみよう 1980年…

決定!ヘドンの3大ルアー

あなたのヘドン3大ルアーは何ですか? この広告は1940年代のものです 戦争が終わり、アメリカが明るい空気に包まれ、 ヘドンの生産が急速に回復した時期。 クレイジークロウラー リバーラント ミジェットディジット がヘドンの提案するTOP3でした ちなみに…

ボーマー、スピードシャッドなど

フロイドマブリイ氏がクランクベイトを語る フロイドマブリイさんはアメリカで最も偉大な バスアングラーの一人らしいです (アンバサダーにフジグリップロッドを愛用) この広告で紹介されているのは ボーマーベイト スピードシャッド ウォータードッグ ピ…

ボーマー ロングA

発売時はロングAという名前ではなかった?? この広告の中では すべて「モデルロングA」という名前になっております。 わかりにくいというか中途半端と言うか・・・ たぶん多くの人がそう思ったのでしょう すぐに「ロングA」と改められます。 特長として述べ…