1980年代後半、アンバサダーは大胆な新デザインを採用
これらはニュージェネレーションと呼称された
4ライン構成
1000、800、500、300
数字をモデル名に用いて、
アンバサダーの伝統に回帰したかのようであった。
ここで、少し過去を振り返ってみよう
1980年代の初め、
アンバサダーがマグネットブレーキ化された時
ABU社は、5000や2500Cという数字の名前を捨て
ウルトラマグ、XLTといった新たな商品名を
使用するようになった。
これは、日本製リールの台頭によって
古臭くなってしまったアンバサダーのイメージを
一新するための商品戦略だったのだが、
結果的に、市場からの反応は思わしくなく
ABU社は再び戦略の見直しを迫られることになった。
そこで、打ち出されたのが
この「ニュージェネレーション」であった。
・・・後編に続く