1970年代に入ると、ポッパー、ワームが登場
繰り返しモデルチェンジが行われた
1970年代末のモデル
日本でもおなじみのルアーが並ぶ
さて、ここでスナッグプルーフの発展に欠かせない
重要人物を紹介させていただくことにしよう
その名はAlfred Williams。彼は1983年のバスマスター
クラシックに出場し、スナッグプルーフフロッグを
使って10位という好成績を収めた。
1961年の登場以来、中空フロッグの有効性は多くの
アングラーに認められていたが、その構造から来る
フッキングの悪さ、キャッチ率の低さは解決されない
ままだった。
また、バスプロによるトーナメントが始まり、
ヘビーカバーを釣るテクニックが数多く開発されたため、
フロッグを使ったサーフェスの釣りはそれらの陰に
隠れてしまったようだった。
しかし、ウイリアムズを含めた一部のアングラーは
キャッチ率さえ改善できれば、中空フロッグを使って
トーナメントで勝てる事に気付いていた。
そしてただ一人ウイリアムズのみがあきらめていなかった。
最終的にウイリアムズは、現代のフロッグに遜色無い
レベルのチューニングを完成させてしまった。
彼はレッグを切り取ってその穴にラバースカートを通し
ボディにラトルボールを入れ、追加ウエイトを付けた。
ウイリアムズの活躍を受け、
スナッグプルーフフロッグは彼のチューニングルアーを
商品化した。