1946年
戦争から戻ってきたのです。
ヘドンも軍事産業に従事していたのですね。
時代を感じさせる広告です。
こんな風に書かれています。
ヘドンルアーが戦争に行ってる間あなたが使っていた
間に合わせのルアーをタックルボックスから外して
昔からのお気に入りのヘドンに入れ替えませんか?
「ルアーたちが戦争に行ってアメリカにいなかった」
というストーリー。
その背後に語られているのは、
自分たちも戦争に協力せざるを得なかったんだ、
だからルアーを作ることができずにいたけど
やっと元に戻ったんだよ。
・
・
・
・
戦争が終わった喜びを控えめに、
しかし率直に表明している。
なんとも素敵な温かみのある広告ではないですか。
リバーラントやクレイジークロウラーが凱旋帰国し、
待ちわびたアングラーたちが湖に繰り出して
かつてあった釣りの風景がよみがえる。
広告は次のように続きます。
まだまだ生産量は限られますが、
お近くの取扱店が在庫を持ってるかもしれません。
戦争の間、大事にヘドンルアーをキープしていた
釣具店が多くいたのでしょうね。