2024年現在、パーミングカップのアンバサダーは
スタンダードC3、ハイグレードC4の2機種展開
本稿ではC4の歴史を追ってみたいと思う。
初代 0700型
C4が新発売されたのは1990年代末(1998?)
ギア比は6.3
ベアリング4個
ボディカラーは美しいブルー
(時期によって濃淡2色が存在?)
ベアリングはスプール2個、レベルワインド1個、IAR1個、計4個
基本的なコンフィグレーションは当時のC3系と全く同じで、
ブレーキは2点タイプ、ハンドルノブは角型
バリエーションとしてウインチやマグトラックスなどがあった
C4エリートと呼ばれるものも
07型と09型が存在したようだ070007 070110/42、090009/23 090011/42
2代目 1500型 150015/40
2005年頃
リムステッカーが廃止され、カップ、スプール、
ハンドル、スタードラグなど外装パーツが一新され、
ほぼ現行モデルに近い形に。
現行との違いは
・ストレートハンドル
・ボディカラーがツヤ有りの濃い青×ゴールドの金属部
・カップ形状(面取り)
メカニズムも大きく進化を遂げた。
・6点式遠心ブレーキ
・カーボンマトリックスドラグ
・防錆IARベアリング
・クラウンカットブラスギア
・Vシェイプスプール
・ニッケルテフロンコーティングウォームシャフト
youtube動画
ambassadeur® C4 Series Product Review by Abu Garcia® - YouTube
3代目 現行2300型 SE16C00 00F21SE
2013年頃
1500型からのマイナーチェンジ?
外観の変更
・マットカラー(デニムブルー)になった
・金属部の金色が薄くなった
・ベンドハンドル
・カップ形状(面取り→段差)
・カップのネジが工具を使わないと外せない
スペックの変更
・ベアリング+1個(レベルワインド両側になった)
・軽量化(スプール薄肉化Δ25%)
・軽量化(アルミ製ラインガイドΔ65%)
最新のものは金属部ゴールド→グレーになっているようだ
ABU GARCIA公式サイトを見ると、
4600が廃止になっているが、2023年に日本で限定販売されたし
タイではこんなものも売られている。
8900バーツ(37000円ぐらいする)
ちなみに、初代C4の価格は約80ドル(2000年頃)
現在2024年は180ドルです。2.2倍になってます
一方で日本の平均年収は、2000年470万円、2023年460万円と
ほぼ横ばい。
給料が上がらない状態でリールの値段が倍になった
なかなか厳しいですね・・・。