HEDDONルアーなど USA釣具に関する情報

ヘドン カラーコード HEDDON COLOR CODES 雑誌広告 など

ヘドン ハイテール ウルトラソニック

ワンツーフィニッシュ? 大きな数字の1と2の陰に隠れるように 小さなルアーが・・・。 雑誌をなにげなくパラパラめくっていて この広告が目に飛び込んできたら、誰でも 「何だろう?」と興味を引かれる 本当によくできた広告ですね。 本文をすべて読んでも…

ヘドン ドワジャック キャスティングベイト

最初のヘドンルアー ヘドン社創設の1902年に雑誌に載った広告 日本は明治時代・・・ これ以前のルアーといえばスプーンやスピナーで、 プラグという概念は存在しませんでした。 ウッド製のプラグをロッドワークで操って ブラックバスに食いつかせるという遊…

スナッグプルーフ おかしなルアーTOP3

第1位 BAIT HOLDER 餃子?エンドウ豆? 絵だけ見るとなんだかさっぱりわかりませんが 中に餌を入れて使うルアーなんです スリットが切ってあって、中に入れた餌が じわじわ流れ出すという仕掛け。 これをルアーと言っていいのか?? チーズ、サーモンエッグ…

スナッグプルーフ フロッグ 発展と進化

1970年代に入ると、ポッパー、ワームが登場 繰り返しモデルチェンジが行われた 1970年代末のモデル 日本でもおなじみのルアーが並ぶ さて、ここでスナッグプルーフの発展に欠かせない 重要人物を紹介させていただくことにしよう その名はAlfred Williams。彼…

スナッグプルーフ フロッグ 誕生

「ダブルフック+中空ボディ」という偉大な発明 スナッグプルーフ創業者のハリーエアラーズは、雨具メーカーTotesの工場で働いていたが、ある時ゴム長靴を製造するディップ成形という技術がルアーの製造に使える事に気付いたのだった。 熱心なバスフィッシャ…

Bill Plummer 100万匹のフロッグ

本稿は、スポーツイラストレイテッドの記事を紹介するものです。 (1978年、DAN LEVIN氏) 記事のタイトルは ONE MILLION FROGS LATER 100万匹のカエルニューイングランドのビル・プラマーほどビッグバスを釣る人はいない。ある日、彼はおもちゃのカエルに針…

Bill Plummer フロッグで革命を起こした男

本稿は、バスマスターマガジンの記事を紹介するものです。 (2010年、Ken Duke氏) 記事のタイトルは How Bill Plummer 'leap frogged' his way to being a millionaire and revolutionized fishing. ビルプラマー氏はどのように億万長者へと「跳躍」し、釣…

ハリソン ウォーターデーモン

この奇妙な小さなルアーは、 「ミノーの鱗」「タドポールのソフトなヘッド」 「プルプル振動するワームのテール」を装備している スーパーフロッグでサーフェスを制したビルプラマー氏は 次にアンダーウォーターの世界に足を踏み入れた。 最初はウィードレス…

トーピード NF

ズ・ズ・ズ・ズ・ズ トーピード 1980年トーピードにナチュラルカラー7色が追加 NF、NGL、NSN、PUM、SDN、SUC この広告ではトーピードを、 トップウォータークランクベイトと呼んでいます!? 速巻きで小魚の群れが逃げ惑うサウンドが出せる ポーズ、トゥィッ…

チャッガースプーク NSO

このサウンドはバスにとって、ディナーミュージックだ 1980年チャッガースプークにナチュラルカラー8色が追加 ソルトウォーター NSO、NST、NSE フレッシュウォーター LC、NGL、PUM、SDN、SUC この広告にはNSOが掲載されています NSO - Natural Snook スヌー…

ヘドン ナチュラルカラー

ヘドンはルアー界のNo.1 ナチュラルに このキャッチコピーはダブルミーニングですねnaturally が「当然」と「ナチュラル(カラー)」の二つの意味を持っています。 初期のヘドンのナチュラルカラーというと、チャーリーキャンベルのオリジナルザラスプークを…

ダイイングフラッター BRS

DYING FLUTTER '90s PRADCO プラドコ製になって色味が変わった 水に浮かべるとなかなかいい感じだ GRもプラドコになって変わった クローダッド系は複雑なパターンだから再現が難しかったか? でも非常に丁寧に塗られている BRSとGRは、'90ヘドンを代表するカ…

ambassadeur 821

最初に言わなければならない事は、1021と821はまったく別のリールということだ。 従来のアンバサダーは(当たり前の常識として)5500Cと6500Cの違いは幅方向のサイズだけであり、モデル名の数字がラインキャパシティの違いを表していたわけだが、1021と821は…

ambassadeur 1021

1952年、ABUはAmbassadeur 5000でリールデザインに革命を起こした。1980年代半ば、ABUはこの偉業を再び成し遂げるべく、大規模な研究プログラムを開始した。目標は、次世代リールのデザインを決定することだった。 日本メーカーに対抗するために、革新的なデ…

The new generation Ambassdeur(後編)

>1980年代後半、アンバサダーは大胆な新デザインを採用 >これらはニュージェネレーションと呼称された (前編はこちら) ニュージェネレーションのプロジェクトには2つのデザイングループが参画したと言われています。 ヘンリードレイファス(アメリカ) …

The new generation Ambassdeur(前編)

1980年代後半、アンバサダーは大胆な新デザインを採用 これらはニュージェネレーションと呼称された 4ライン構成 1000、800、500、300 数字をモデル名に用いて、 アンバサダーの伝統に回帰したかのようであった。 ここで、少し過去を振り返ってみよう 1980年…

決定!ヘドンの3大ルアー

あなたのヘドン3大ルアーは何ですか? この広告は1940年代のものです 戦争が終わり、アメリカが明るい空気に包まれ、 ヘドンの生産が急速に回復した時期。 クレイジークロウラー リバーラント ミジェットディジット がヘドンの提案するTOP3でした ちなみに…

ボーマー、スピードシャッドなど

フロイドマブリイ氏がクランクベイトを語る フロイドマブリイさんはアメリカで最も偉大な バスアングラーの一人らしいです (アンバサダーにフジグリップロッドを愛用) この広告で紹介されているのは ボーマーベイト スピードシャッド ウォータードッグ ピ…

ボーマー ロングA

発売時はロングAという名前ではなかった?? この広告の中では すべて「モデルロングA」という名前になっております。 わかりにくいというか中途半端と言うか・・・ たぶん多くの人がそう思ったのでしょう すぐに「ロングA」と改められます。 特長として述べ…

ヘドンの歴史、日本進出とその後

1970年代の日本 ヘドンは輝いていた しかしその後、意外な歴史をたどることになる 1970年頃日本人アングラー 「ヘドンのルアーはすばらしいね!」 ↓ OLMP 「そうだ、ヘドンを輸入して日本で販売しよう」 SMIT 「そうだ、ヘドンを輸入して日本で販売しよう」 …

ライギョゲームの楽しみ方 長島氏

伝説のライギョマン 1981年

1980年代 日本のバス釣り

バス釣りは子供の遊びだった。 大人は釣り場であまり見かけなかった。 これらはアダルトなフィッシング写真である。

シマノ バンタム100 デザインの謎に迫る

かっこいいバンタム100 造形的にはコンサバティブ、 端正ではあるが、やや退屈な感じもする。 なのに、誰が見てもかっこいいと感じる。 なぜなのだろうか? あらためて、じっくり観察すると、 これじゃないだろうか? カメラのデザイン フィルム時代の 銀/黒…

1970年代、ヘドンが輸入された背景

※ 個人的見解です <社会情勢>1970 第2次安保闘争 1973 ベトナム戦争 米軍撤退 円ドル変動相場制 1975 リーバイス501日本で発売 1976 雑誌ポパイ創刊 <国内的要因>「政治の時代」が終わり、アメリカに対する心理的抵抗がなくなった <国際的要因>経済発…

ダイワ ミリオネアⅤ

これはすごいリールなのです ヒット商品のデザインを見習うのは当然です しかし、世界の隅っこの技術バカは まるごと同じものを作ってしまった・・・ こんなものを売り出せばケンカになるって わからなかったんだろうか。 そういう意味ですごいリールだと思…

ラッキーストライク 釣りとタバコの親和性

女性とラッキーストライク 写真と広告の文章がまったく関係ないところが面白い。 文章は「タバコを吸うと不安定な精神状態を ベストな状態にしてくれます」と言ってるだけで 若い女性についてはまったく触れていません。 読者の目を引くためだけに写真が使わ…

ヘドンは戻ってきた!(←どこから?)

1946年 戦争から戻ってきたのです。 ヘドンも軍事産業に従事していたのですね。 時代を感じさせる広告です。 こんな風に書かれています。 ヘドンルアーが戦争に行ってる間あなたが使っていた 間に合わせのルアーをタックルボックスから外して 昔からのお気に…

ヘドンルアーの異臭問題 後編の後編

前回と前々回と、異臭の原因について書きました。 今回は、異臭問題の対策について論議します。 前述の通り、プラスチックの劣化は「加水分解」という 化学反応によって起きます。 加水分解というのは、水と反応してプラスチックが 分解してしまう現象です。…

ヘドンルアーの異臭問題 後編

前回の記事に書きましたが、異臭の原因は下記の通りです。 <原因> ・オールドヘドンは、セルロースアセテートというプラスチックを使用 ・セルロースアセテートは加水分解によって劣化する ・加水分解の際に酢酸を含むガスを放出 ・酢酸は悪臭がする代表的…

ヘドンルアーの異臭問題

タックルボックスを開けたらとんでもない悪臭・・・ オールドヘドンルアーはなぜ臭いのか? その理由について解説します。 <問題の現象> 昔は(ルアーがまだ新しい時は)臭くなかった 長期保管のオールドルアーで発生 ルアー自体のにおいはそれほどでもな…